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ご挨拶

今年が2回目の「伝統的工芸品 in 春日部」の開催となりました。昨年は開催3日間で29,000人と多くの皆様方にご来場いただき、日本人が長年にわたり大切にしてきた人と人とのつながり、心と心とのつながり、人とモノとのつながり、そうした中で生まれてきた各地域の伝統的工芸品の素晴らしさを楽しんでいただけたのではないでしょうか。

私たち伝統的工芸品に携わる職人達は、100年以上にわたる技術や技法を師匠から弟子へと伝承を重ねて、日本人にあった品物を長年にわたり多くの人々に提供してまいりました。
 今回も、関東甲信越と岩手の1都10県、21の伝統的工芸品の指定産地が連携して、皆様に工芸品を通して日本で100年以上受け継がれてきた伝統的技法・技術の素晴らしさ、伝統的工芸品のもつ美しさを知っていただきたいと思っています。

昨年のテーマは「絆」でしたが、今年は力強く復興を進めていくための「連帯と連携」をテーマにしてまいりたいと存じます。会期中には人間国宝で春日部市在住の増村紀一郎先生(漆芸家)のご講演や、職人達による産地紹介・技術紹介なども予定しており、昨年にも増して伝統的工芸品を知っていただく機会を設けてまいりたいと存じます。ご来場いただきました皆様と職人達との連帯、各産地の連携など、さまざまな出会いを楽しんでいただければ幸いです。

また今回の会場も、埼玉県春日部市の「ふれあいキューブ・多目的ホール」です。この会場において、関東周辺の伝統的工芸品の展示や製作実演などを通じ、作り手や使い手との交流の機会を設け、多くの皆様にものづくりの奥行きの深さ、楽しさ等を体験していただき、伝統的工芸品の良さを知っていただきたいと思います。

ご来場の皆様には、数々の伝統的工芸品をじっくりとご覧いただき、また製作実演や製作体験なども通じ、本物のもつ魅力を感じていただければ幸いです。

平成24年10月 伝統的工芸品 in 春日部 実行委員会 実行委員長 島田 利雄